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「京大・基礎演習」の授業内容 | ||
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No.1 1999.4.12 |
シラバスの配布と説明 準備編1: ハンドアウト 科学としての言語学、文法の位置づけについて |
シラバス ハンドアウト |
宿題=「ハンドアウトの p.4 (18) に示したパラダイムが wh 疑問文の場合にはどうなるか、例文を作って示しなさい。」 | ||
No.2 1999.4.19 |
準備編2: 日本語の「だ」と「か」の分布について観察しながら、記述的一般化の求め方について考える。 |
ハンドアウト |
宿題=「ハンドアウトを参考にして、"疑問語を含んだ真偽疑問文" の場合、"複文の疑問語疑問文" の場合がそれぞれどのようなパラダイムになるか、まとめなさい。」 | ||
No.3 1999.4.26. |
準備編3: 日本語の「だ」と「か」の分布を生成文法の方法で説明するとすると、どのようになるか例示する。 |
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宿題=説明を聞いた上で、前回の宿題をやり直したい人は、提出し直すこと。 | ||
No.4 1999.5.10. |
準備編4: 英語の複文の形式を観察して、生成文法における分析の概要を説明する。 |
ハンドアウト |
宿題=「ハンドアウト p.6 での Analysis 2 において、pp.1〜2 の観察がどのように説明されているか(または、説明されていないか)具体的に示しなさい。」 | ||
No.5 1999.5.17. |
基礎編1: 文の意味を観察することによって文法の仕組みを追究する場合の留意点を説明し、この授業で使う真理条件の書き方を紹介する。 |
ハンドアウト |
小テスト=真理条件を書いてみる (ハンドアウト参照) 宿題=真理条件を書く:「ハンドアウトの最後の部分にある10個の文の真理条件を B5 の紙/ルーズリーフに書いてくること。」 |
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No.6 1999.5.24. |
基礎編2: 日本語の文の ambiguity を観察することによって、構造も「文」の一部であるということを認識すること。 樹形図の書き方 (1) 〜修飾関係 |
ハンドアウト |
小テスト=樹形図を書いてみる (ハンドアウト参照) 宿題=自分で同じポイントを示す例文を考えてみる (ハンドアウトの最後の部分に記してあるので、それを参照のこと。) |
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No.7 1999.5.31. |
基礎編3: 英語の連動読みと固定読み。 英語の連動読みの条件 ... c-command という概念について 樹形図の書き方 (2) 〜主語と目的語 |
ハンドアウト |
小テスト=真理条件を述べる、樹形図を書く (ハンドアウト参照) 宿題=今日のポイントをまとめなおす (ハンドアウトの最後の部分にもう少し詳しく書いてあるので、それを参照のこと。) |
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No.8 1999.6.7. |
基礎編4: 日本語の連動読みと固定読み ソ系列の指示詞とア系列の指示詞 日本語と英語の違いについて |
ハンドアウト |
小テスト=日本語の文の樹形図を書く (ハンドアウト参照) 宿題=日本語の連動読みの例文を5つ、自分で考えて作り、その容認可能性について考察する |
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No.9 1999.6.14. |
基礎編5: スコープの ambiguity について |
ハンドアウト |
小テスト=(なし) 宿題=「A の B が C を 〜」の A と C の部分に QP を使った例文を最低3つ作って、A の QP が C の QP より広いスコープをとれるかどうか調べなさい。 |
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No.10 1999.6.21. |
番外編: 英語の連動読みに関するこれまでの研究について |
ハンドアウト |
No.11 1999.9.27. |
「基礎編」の内容に関する復習テスト テストの問題にもとづくディスカッション |
復習テスト |
No.12 1999.10.4. |
中級編1: Quantifier Raising [QR] |
ハンドアウト |
宿題=QR 後の樹形図を書く (ハンドアウト参照) |
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No.13 1999.10.18. |
中級編2: QP のタイプについて 〜スコープの取り方と連動読みの可能性〜 |
ハンドアウト |
宿題=QP の種類に注目しながら連動読みの可能性を観察する (ハンドアウト参照) | ||
No.14 1999.10.25. |
中級編3: SO 文と OS 文、2種類の dependent term |
ハンドアウト |
No.15 1999.11.8. |
中級編4: 2種類の連繋 |
ハンドアウト |
小テスト=今までの例文を表にまとめる(ハンドアウト参照) | ||
No.16 1999.11.15. |
中級編5: 2種類の連繋と意味解釈 |
ハンドアウト |
No.17 1999.11.29. |
まとめと今後の課題 |
ハンドアウト 評価用紙 |
提出物=この授業における自己評価とこの授業に対する評価 |