第1回 |
2010.04.15.
|
|
内容 |
授業の目的と方法の説明
|
|
論文 |
|
|
予習課題 |
なし
|
第2回 |
2010.04.22.
|
|
内容 |
(休講)
|
|
論文 |
|
|
予習課題 |
|
第3回 |
2010.05.06.
|
|
内容 |
論文を書くための Word 利用法(1〜5章)
|
|
論文 |
上山あゆみ 『論文を書くための Word 利用法』
|
|
予習課題 |
ling01 : メールの件名とファイル名を指定された形式にして、Word 文書を添付すること
|
第4回 |
2010.05.13.
|
|
内容 |
論文を書くための Word 利用法(5章)
|
|
論文 |
上山あゆみ 『論文を書くための Word 利用法』
|
|
予習課題 |
ling02 : 「Usual.dot」をテンプレートとした文書を添付すること(文書の中身は自分の所属と氏名だけでよい)
|
第5回 |
2010.05.20.
|
|
内容 |
論文を書くための Word 利用法(5〜8章)
|
|
論文 |
上山あゆみ 『論文を書くための Word 利用法』
|
|
予習課題 |
ling03 : (i) 「スタイル」の機能が用いてあり、(ii) 例文の自動連番と例文番号参照を含む文書を作成して添付すること(中身は、無意味なものでもよい)
|
第6回 |
2010.05.27.
|
|
内容 |
副詞1
|
|
論文 |
佐野由紀子(1998)「比較に関わる程度副詞について」『国語学』195集, pp.1-14.
|
|
予習課題 |
ling04 : 論文中で取り上げられている3種類の程度副詞のうち、文中に現れる際、(i) 前提を必要とするもの、(ii) 前提を必要としないもの、をそれぞれ答えなさい。
|
第7回 |
2010.06.03.
|
|
内容 |
副詞2
|
|
論文 |
北原博雄(1996)「連用用法における個体数量詞と内容数量詞」『国語学』186集, pp.29-42.
|
|
予習課題 |
ling05 : (1) 「水を500ml飲んだ。」この例文中に使われている数量詞は、個体数量詞か内容数量詞か? (2) 「ペットボトルを3本買った。」この例文中に使われている数量詞は、個体数量詞か内容数量詞か? (3) 「スカートを2枚洗った。」この例文中に使われている数量詞は、個体数量詞か内容数量詞か? (4) 「コーラを2本3リットル買った。」この例文中の個体数量詞と内容数量詞を書きぬきなさい。
|
第8回 |
2010.06.10.
|
|
内容 |
テ接続1
|
|
論文 |
内丸裕佳子 (2006) 「動詞のテ形を伴う節の統語構造について ――付加構造と等位構造との対立を中心に――」『日本語の研究』第2巻1号, pp.1-15.
|
|
予習課題 |
ling06 : (1) 花子はしゃがんで絵を描いた。 (2) 姉は気持ち悪がって、その置物をどこかへしまった。 上の(1),(2)それぞれの文を、次の(a),(b),(c)の指定にしたがって書き換え、その上で、書き換えた文が容認できるかどうか、自分の感覚にしたがって答えてください。 (a) 下線のテ形部分に「しか」を後接させて「しか-ない」文に変える。 (b) 下線のテ形部分を「さえ」で取り立てる文に変える。 (c) 下線のテ形部分を擬似分裂化した文に変える。
|
第9回 |
2010.06.17.
|
|
内容 |
テ接続2
|
|
論文 |
有田節子(1999)「テハ構文の2つの解釈について」『国語学』199集, pp.41-56.
|
|
予習課題 |
ling07 : 論文中では、(A) 否定的含意を持つ条件的テハ, (B) 否定的含意を持たない条件的テハ, (C) 反復性を持つ非条件的テハ, (D) 反復性を持たない非条件的テハ, という4つのテハ構文が区別されている。次の例文は、それぞれ (A)〜(D)のどれにあたるか答えてください。 (1) ジュースの空き缶をポイ捨てしては、近所の人に怒られていた。 (2) 友達を裏切っては、世間が許さない。 (3) あなたのような美しい方に頼まれては、悪い気はしない。 (4) お使いを引き受けてはお釣りを忘れ、留守番を任されてはすぐに外出し、こいつに物を頼んでも、ろくなことがない。
|
第10回 |
2010.06.24.
|
|
内容 |
モダリティ1
|
|
論文 |
三宅知宏(1995)「「推量」について」『国語学』183集, pp.1-11
|
|
予習課題 |
ling08 : 次のそれぞれの例文に使われている認識的モダリティの下位類型を、{A.推量 B.実証的判断 C.可能性判断 D.確信的判断}から選んで答えてください。 (1) 彼はまだ勉強しているらしい。 (2) 禁酒法時代の密造ウイスキーは、今のどんな高級ウイスキーよりもいい味がしたに違いない。 (3) 5時半は過ぎるだろうな。 (4) 泊るかもしれないし、泊らないかもしれない。
|
第11回 |
2010.07.01.
|
|
内容 |
モダリティ2
|
|
論文 |
森山卓郎(1997)「日本語における事態選択形式」『国語学』188集, pp.110-123
|
|
予習課題 |
ling09 : 論文を参考にして、次の(1), (2), (3) それぞれの文を、矛盾選択テストを行う形に変えなさい。また、その文を容認することが出来るかどうかを答えなさい。 (1) 友達を見捨てるしかなかった。 (2) 友達を見捨ててはならなかった。 (3) 友達を見捨ててもよかった。
|
第12回 |
2010.07.15.
|
|
内容 |
とりたて詞1
|
|
論文 |
澤田美恵子 (2004) "いわゆる詠嘆の「も」について―対象の再認識という心的処理―", 『日本語文法』4巻2号, pp.153-168.
|
|
予習課題 |
ling10 : 今回の論文の主張に従うと、次の例文は、「詠嘆の解釈を持つための2つの条件」を満たしていることになる。その2つの条件がどのように満たされているか、説明してください。 王もついに756本うったね。
|
第13回 |
2010.07.22.
|
|
内容 |
とりたて詞2
|
|
論文 |
中尾有岐 (2008) 「並列事態が想定しにくいモについて」, 『日本語文法』8巻1号, pp.36-52.
|
|
予習課題 |
ling11 : 今回の論文の主張に従って、次の例文のモを、(ア)典型例表示のモ、(イ)潜在的意識活性化のモ、(ウ)解釈のモに分類しなさい。 (1) 君もしつこいなぁ。 (2) イチローもエラーをすることがあるんだなぁ。 (3) 馬鹿も馬鹿、底抜けの大馬鹿野郎だ。 (4) こんな結末にするなんて、この作者も意地が悪いなぁ。 (5) いつもあんなに乱暴なのに、自分で弁当を作っているなんて、花子も女の子だなぁ。 (6) 彼が一世一代と出かけていったのは、アメリカもラスベガスだ。
授業評価 ... 予習課題のメールとは別便で送ること(件名は「授業評価-fullname」)。いろいろアンケート続きで大変だけれど、よろしくお願いします。
|