2012 (院生向け)理論言語学特論 I

ここに連絡事項を掲載することがありますので、受講者はときどきチェックするようにしてください。

講義題目

 生成文法と意味論

授業目的

 この授業では、生成文法の立場に立った上で、「文の意味とは」「知識とは」「ことばが知識におよぼす作用とは」などの問題に対する理解を深めることを目標とする。
 基本的には言語学専門の授業であるが、主に対象としているのは修士学生であり、予備知識をあまり前提としない形で進めていきたい。他専修の学生さんでも、興味があれば、参加してみてほしい。

授業の進め方について

 授業は、教科書として用いる原稿にそって進めていく。毎回、範囲を指定するので、その範囲を読んできてほしい。授業時間は、主に、不明な点の質疑応答や議論および演習に使いたいと考えている。
 授業内容の予定は、下の表に示している通りであるが、授業の進行状況によって、多少順序等が変わる可能性がある。

単位の認定について

  • 学期末レポートや学期末試験は課さない。
  • 単位は、(i) 宿題、(ii) 授業への参加度に基づいて判定する。

授業内容

(更新日:2012.03.11)
第1回 2012.04.11.
取り上げる内容 chapter 1 : I-language と意味
第2回 2012.04.18.
取り上げる内容 chapter 2 : 指示機能と同定
第3回 2012.04.25.
取り上げる内容 chapter 3 : 記述機能
第4回 2012.05.09.
取り上げる内容 chapter 4 : Merge
第5回 2012.05.16.
取り上げる内容 chapter 4 : 項関係
第6回 2012.05.23.
取り上げる内容 chapter 4 : 修飾関係
第7回 2012.05.30.
取り上げる内容 chapter 4 : 項関係と修飾関係
第8回 2012.06.06.
取り上げる内容 chapter 5 : 叙述関係
第9回 2012.06.13.
取り上げる内容 chapter 5 : 移動による叙述関係
第10回 2012.06.20.
取り上げる内容 chapter 5 : 日本語と英語の違いについて
第11回 2012.06.27.
取り上げる内容 chapter 6 : 意味表示と operator
第12回 2012.07.04.
取り上げる内容 chapter 6 : グループとメンバー
第13回 2012.07.11.
取り上げる内容 chapter 6 : スコープ
第14回 2012.07.25.
取り上げる内容 chapter 6 : 連動読み