2010 (院生向け)理論言語学特論 I

ここに連絡事項を掲載することがありますので、受講者はときどきチェックするようにしてください。

講義題目

 生成文法と意味論

授業目的

 この授業では、生成文法の立場に立った上で、「文の意味とは」「知識とは」「ことばが知識におよぼす作用とは」などの問題に対する理解を深めることを目標とする。
 基本的には言語学専門の授業であるが、主に対象としているのは修士学生であり、予備知識をあまり前提としない形で進めていきたい。他専修の学生さんでも、興味があれば、参加してみてほしい。

授業の進め方について

 授業は、教科書として用いる原稿にそって進めていく。毎回、範囲を指定するので、その範囲を読んできてほしい。授業時間は、主に、不明な点の質疑応答や議論および演習に使いたいと考えている。
 授業内容の予定は、下の表に示している通りであるが、授業の進行状況によって、多少順序等が変わる可能性がある。

単位の認定について

  • 学期末レポートや学期末試験は課さない。
  • 単位は、(i) 宿題、(ii) 授業への参加度に基づいて判定する。

授業内容

(更新日:2010.03.08)
第1回 2010.04.14.
取り上げる内容 chapter 1 : 観察から始める理論言語学
第2回 2010.04.21.
取り上げる内容 chapter 2 : 「知識」とは
第3回 2010.04.28.
取り上げる内容 chapter 3 : 言語と知識のインタラクション
第4回 2010.05.12.
取り上げる内容 chapter 4 : Definite vs. Indefinite
第5回 2010.05.19.
取り上げる内容 chapter 4 : Definite vs. Indefinite
第6回 2010.05.26.
取り上げる内容 chapter 5 : discourse referent
第7回 2010.06.02.
取り上げる内容 chapter 5 : discourse referent
第8回 2010.06.09.
取り上げる内容 chapter 5 : discourse referent
第9回 2010.06.16.
取り上げる内容 chapter 6 : modalityと否定
第10回 2010.06.23.
取り上げる内容 chapter 7 : 疑問文
第11回 2010.06.30.
取り上げる内容 chapter 8 : indeterminate
第12回 2010.07.14.
取り上げる内容 chapter 9 : focus
第13回 2010.07.21.
取り上げる内容 chapter 9 : focus