2005 (院生向け)理論言語学特論 I

ここに連絡事項を掲載することがありますので、関係者はときどきチェックするようにしてください。
2005.9.27.

 後期の授業計画を夏休み中に考え直します、と言ったまま、あっと言う間に夏休みが終わりかけています。やっぱり大幅な計画の変更をしますので、このページに注意しておいてください。近日中に新しい計画を発表します。

講義題目

 院生のための統語論の"常識"

授業目的

 この授業の目標は、統語論の基本的な概念や考え方をひととおり紹介し、生成文法の全体像をつかんでもらうことである。ここで紹介することは、どれも、言語学専攻の大学院生として知っておくべき事項だと思うので、それぞれの専門領域にかかわらず、取り組んでほしいと考えている。

授業の進め方について

 授業では、これまでの理論の流れをざっと説明した上で、古典的とも言われる著名な論文を読み、理解を深めていく。教材とする本や論文は、下の表の通り。
 予習課題として、毎授業の前日 17:00 までに、指定の範囲の内容について、少なくとも1つの質問(もしくは、コメント)を送ってくることとする。予習課題の宛て先は、「ayumi[@]gges.xyz」。メールの件名は、たとえば、第4回の授業のための質問を田中大輝くんが送る場合には、「syntax04-TanakaDaiki」とすること。テキストだけの内容ならば、なるべくメール本文に書いてもらったほうがありがたいが、必要がある場合には、添付ファイルも受け付ける。添付ファイルのファイル名はメールの件名と同じにすること。

単位の認定について

  • 学期末レポートや学期末試験は課さない。
  • 単位は、(i) 小テスト、(ii) 担当の際のやりとり、(iii) 授業への参加度に基づいて判定する。