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LINKS
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2004 (院生向け)理論言語学研究 I・II
ここに連絡事項を掲載することがありますので、関係者はときどきチェックするようにしてください。
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2005.1.27.
授業のときに言い忘れてしまいましたが、授業評価よろしくお願いします。
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2004.9.24.
後期からは教室が 205 になります。注意してください。
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■ 授業形態
前期の「理論言語学研究 I」と後期の「理論言語学研究 II」は、一応、独立の科目ですが、内容的には通年で1つの授業を行います。
■ 中心となるトピック:donkey anaphora とよばれる照応関係について
■ 授業目的
この授業では、いわゆる donkey anaphora について、まず、古典的な基本文献を押さえた上で、最近の研究から重要な論文を取り上げ議論していきたい。
それぞれの論文でどのような現象が指摘され、どのような分析がなされているか、正確に理解することがまず第一の目標である。必ずしもすべての情報を暗記する必要はないが、ある程度は知識として押さえておくことも重要である。
その上で、各論文の主張を(批判的に)吟味していき、文法理論に対してどのような貢献をしたのか考察していく。そのような作業を通じて、今後の研究に何が求められているのかということを明らかにしていきたい。
授業では、自分の理解を口頭発表したり、ハンドアウトとしてまとめる技術の向上にも力点を置いていく。
■ 授業の進め方について
- 原則的に、2回の授業で1本の論文を終える。
- 1回目の授業では、私がその論文の主要なポイントや時代的な背景を説明する。ハンドアウトは配布しない。
- 2回目の授業では、担当者がハンドアウトを作成し、その論文の重要な点を口頭発表する。
- ぜひ記憶しておくべき点については、適宜、復習の小テストを行う予定。
- 取り上げる予定の論文は、下の表に示してある通り。
■ 単位の認定について
- 学期末レポートや学期末試験は課さない。
- 単位は、(i) 担当のときの発表、(ii) 小テスト、(iii) 授業への参加度に基づいて判定する。
授業内容
(更新日:2009.06.26)
第1回 |
2004.04.12.
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取り上げる内容 |
Heim, Irene (1982) The Semantics of Definite and Indefinite Noun Phrases, Doctoral dissertation, University of Massachusetts, Amherst. Chapter 1 の section 1 と section 2 のみ。
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担当者 |
上山
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第2回 |
2004.04.19.
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取り上げる内容 |
Heim, Irene (1982) The Semantics of Definite and Indefinite Noun Phrases, Doctoral dissertation, University of Massachusetts, Amherst. Chapter 1 の section 1 と section 2 のみ。
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担当者 |
高井
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第3回 |
2004.04.26.
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取り上げる内容 |
Lewis, David (1975) "Adverbs of Quantification," in E. Keenan, ed., Formal Semantics of Natural Language, Cambridge University Press, Cambridge, pp.3-15.
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担当者 |
上山
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第4回 |
2004.05.10.
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取り上げる内容 |
Lewis, David (1975) "Adverbs of Quantification," in E. Keenan, ed., Formal Semantics of Natural Language, Cambridge University Press, Cambridge, pp.3-15.
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担当者 |
田中
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第5回 |
2004.05.17.
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取り上げる内容 |
Kamp, Hans (1981) "A Theory of Truth and Discourse Representation," in J. Groenendijk et al., Formal Methods in the Study of Language, vol.1, Mathematical Centre Tracts 135. Reprinted in J. Groenendijk et al., eds. (1984) Truth, Interpretation, and Information, Foris, pp.1-41.
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担当者 |
上山
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第6回 |
2004.05.24.
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取り上げる内容 |
Kamp, Hans (1981) "A Theory of Truth and Discourse Representation," in J. Groenendijk et al., Formal Methods in the Study of Language, vol.1, Mathematical Centre Tracts 135. Reprinted in J. Groenendijk et al., eds. (1984) Truth, Interpretation, and Information, Foris, pp.1-41.
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担当者 |
東村
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第7回 |
2004.05.31.
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取り上げる内容 |
Cooper, Robin (1979) "The Interpretation of Pronouns," in F. Heny & H. Schnelle, eds., Syntax and Semantics vol.10, Academic Press, New York, pp.61-92.
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担当者 |
上山
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第8回 |
2004.06.07.
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取り上げる内容 |
Cooper, Robin (1979) "The Interpretation of Pronouns," in F. Heny & H. Schnelle, eds., Syntax and Semantics vol.10, Academic Press, New York, pp.61-92.
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担当者 |
永末
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第9回 |
2004.06.14.
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取り上げる内容 |
Evans, Gareth (1980) "Pronouns," Linguistic Inquiry 11-2, pp.337-362. E-type pronoun の話を中心に。
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担当者 |
上山
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第10回 |
2004.06.21.
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取り上げる内容 |
Evans, Gareth (1980) "Pronouns," Linguistic Inquiry 11-2, pp.337-362. E-type pronoun の話を中心に。
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担当者 |
村岡
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第11回 |
2004.06.28.
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取り上げる内容 |
Heim, Irene (1990) "E-type Pronouns and Donkey Anaphora," Linguistics and Philosophy 13, pp.137-177.
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担当者 |
上山
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第12回 |
2004.07.05.
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取り上げる内容 |
Heim, Irene (1990) "E-type Pronouns and Donkey Anaphora," Linguistics and Philosophy 13, pp.137-177.
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担当者 |
團迫
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第13回 |
2004.10.04.
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取り上げる内容 |
Heim & Kratzer (1998) "Chapter 11: E-Type Anaphora," pp.277-298
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担当者 |
全員による質疑応答形式 (ノート:山田)
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第14回 |
2004.10.18.
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取り上げる内容 |
Heim & Kratzer (1998) "Chapter 11: E-Type Anaphora," pp.277-298
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担当者 |
全員による質疑応答形式 (ノート:壱岐)
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第15回 |
2004.10.25.
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取り上げる内容 |
Ueyama manuscript "Reference and Anaphora"
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担当者 |
全員による質疑応答形式 (ノート:タク)
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第16回 |
2004.11.01.
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取り上げる内容 |
Ueyama manuscript "Reference and Anaphora"
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担当者 |
全員による質疑応答形式 (ノート:徐)
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第17回 |
2004.11.08.
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取り上げる内容 |
Ueyama manuscript "Reference and Anaphora"
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担当者 |
上山
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第18回 |
2004.11.15.
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取り上げる内容 |
Chierchia, Gennaro (1992) "Anaphora and Dynamic Binding," Linguistics and Philosophy 15-2, pp.111-183.
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担当者 |
上山
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第19回 |
2004.11.29.
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取り上げる内容 |
Chierchia, Gennaro (1992) "Anaphora and Dynamic Binding," Linguistics and Philosophy 15-2, pp.111-183.
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担当者 |
田中
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第20回 |
2004.12.06.
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取り上げる内容 |
Kanazawa, Makoto (2001) "Singular Donkey Pronouns Are Semantically Singular," Linguistics and Philosophy 24-3, pp.383-403.
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担当者 |
上山
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第21回 |
2004.12.13.
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取り上げる内容 |
Kanazawa, Makoto (2001) "Singular Donkey Pronouns Are Semantically Singular," Linguistics and Philosophy 24-3, pp.383-403.
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担当者 |
永末
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第22回 |
2004.12.20.
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取り上げる内容 |
Elbourne, Paul (2001) "E-Type Anaphora as NP-Deletion," Natural Language Semantics 9-3, 241-288.
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担当者 |
上山
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第23回 |
2005.01.17.
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取り上げる内容 |
Elbourne, Paul (2001) "E-Type Anaphora as NP-Deletion," Natural Language Semantics 9-3, 241-288.
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担当者 |
團迫
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第24回 |
2005.01.24.
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取り上げる内容 |
Geurts, Bart (2002) "Donkey Business," Linguistics and Philosophy 25-2, pp.129-156.
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担当者 |
村岡
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