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2002 (院生向け)理論言語学研究 I
現在の課題
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2002.8.6.
みんながんばって abstract writing に取り組んでくれているので、後期の授業の第1回目の時に、abstract の書き方についての話をしようかと思っています。それぞれの人の最終バージョンをお互いに見比べて、良い点や考慮すべき点について話し合いたいと思っていますが、そのやり方について、何か意見のある人はメールで知らせてください。
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■ 授業の進め方について
- この授業では、生成文法の「古典的」な論文を取り上げ、それぞれ現在の観点から見てどのような貢献があったか、現在でも解決されていない問題点は何か、など、掘り下げた理解をすることを目標とする。
- また同時に、自分の理解を口頭発表したり、要旨としてまとめる技術の習得にも力点を置きたい。
- そこで、授業は、原則的に次のフォーマットをとる。
1週目: |
全員がその論文にざっと目を通してきたかどうかを確認するための簡単なクイズを行うことがある。 |
当該論文のポイントと思うところを中心に担当学生がハンドアウトを作ってきて、20分で口頭発表する。どういう点に疑問を持ったかということを含めてもよい。 |
参加者全員が一人ずつ、その論文についての疑問点、もしくは発表に対するコメント/疑問点をあげる。 |
発表者のハンドアウト・発表・参加者の質問などに関連づけながら、教官がその論文の重要な部分について説明を行う。 |
授業時間外に |
担当者は教官に appointment を(複数回)とり、その論文のより深い理解にもとづいて発表ができるように準備する。 |
2週目: |
前回と同じ担当者が、revise したハンドアウトにもとづいて、30分で口頭発表する。 |
参加者全員が一人ずつ、その論文についての疑問点、もしくは発表に対するコメント/疑問点をあげる。 |
担当者もしくは教官が、疑問点に答え、さらに、教官が理論の発展の中でのその論文の位置づけ等について講義する。 |
3週目: |
当該論文の内容を仮に自分が学会発表すると仮定して abstract を書く(希望する学生のみ)。 |
- 取り上げる論文の一覧は、下の表に示している通り。
■ abstract の提出について
- 提出された abstract には、5段階評価をする。4以上が合格。
- 原則的に、日本語で書いても英語で書いてもよい。
- abstract の提出は、e-mail によるものとする。A4の紙1〜2枚におさまるように工夫して作成し、e-mail に添付して提出のこと。
- abstract はそれぞれ、下の表に示してある日を一応の締め切りとするが、一度提出した abstract をやり直して提出する場合には、そのかぎりではない。
■ 単位の認定について
- 学期末レポートや学期末試験は課さない。単位は授業への参加と平素の提出物に基づいて判定する。
- 単位認定の必要条件は、「最低1本の論文について、abstract で合格点を取ること」とする。
授業内容
(更新日:2009.06.26)
第1回 |
2002.04.18.
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取り上げる内容 |
授業の進め方についての説明 いわゆる束縛理論についての概論的説明
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担当者 |
上山
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第2回 |
2002.04.25.
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取り上げる内容 |
Reinhart, Tanya (1983) "Coreference and Bound Anaphora: a Restatement of the Anaphora Questions," Linguistics and Philosophy 6, pp.47-88.
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担当者 |
高井
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第3回 |
2002.05.09.
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取り上げる内容 |
Reinhart, Tanya (1983) "Coreference and Bound Anaphora: a Restatement of the Anaphora Questions," Linguistics and Philosophy 6, pp.47-88.
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担当者 |
高井
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第4回 |
2002.05.16.
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取り上げる内容 |
Lasnik, Howard (1981) "On Two Recent Treatment of Disjoint Reference," Journal of Linguistic Research 1, pp.48-58.
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担当者 |
向井
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第5回 |
2002.05.23.
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取り上げる内容 |
Lasnik, Howard (1981) "On Two Recent Treatment of Disjoint Reference," Journal of Linguistic Research 1, pp.48-58.
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担当者 |
向井
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第6回 |
2002.05.30.
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取り上げる内容 |
Lasnik, Howard (1976) "Remarks on Coreference," Linguistic Analysis 2, pp.1-22.
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担当者 |
大石、増田
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第7回 |
2002.06.06.
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取り上げる内容 |
Lasnik, Howard (1976) "Remarks on Coreference," Linguistic Analysis 2, pp.1-22.
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担当者 |
大石、増田
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第8回 |
2002.06.13.
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取り上げる内容 |
Reinhart, Tanya (1981) "Definite NP Anaphora and C-Command Domains," Linguistic Inquiry 12, pp.605-635.
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担当者 |
松浦、水本、村岡
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第9回 |
2002.06.20.
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取り上げる内容 |
Reinhart, Tanya (1981) "Definite NP Anaphora and C-Command Domains," Linguistic Inquiry 12, pp.605-635.
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担当者 |
松浦、水本、村岡
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第10回 |
2002.06.27.
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取り上げる内容 |
Lasnik, Howard (1986) "On the Necessity of Binding Conditions," In Essays on Anaphora (1989) H. Lasnik, ed., pp.149-167. Dordrecht: Kluwer Academic Publishers.
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担当者 |
田中、團迫
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第11回 |
2002.07.04.
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取り上げる内容 |
Lasnik, Howard (1986) "On the Necessity of Binding Conditions," In Essays on Anaphora (1989) H. Lasnik, ed., pp.149-167. Dordrecht: Kluwer Academic Publishers.
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担当者 |
田中、團迫
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第12回 |
2002.07.11.
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取り上げる内容 |
これまで読んできた分析のまとめ(+余裕があれば、Reinhart, Tanya & Eric Reuland (1993) "Reflexivity," Linguistic Inquiry 24, pp.657-720. の紹介もする。)
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担当者 |
上山
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