カリキュラム内での位置づけ
(「講義概要」より) |
特定のテーマについての広範囲な読書に基づき英文レポートをまとめることにより、4年間の英語学習の総仕上げを目標とする。
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この授業の目標 |
外国人の観点から書かれた日本語の教科書を読むことによって、日本語という言語の特徴を英語と比較しながら考察し、日本語の特徴について英語でレポートをまとめること |
主要テキスト |
Japanese: The Spoken Language Elenor Harz Jorden, with Mari Noda (1987) 講談社
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これは、英語話者のために書かれた日本語の入門書である。授業では、特に Structural Patterns という項目を中心に読んでいく。範囲を決めて担当の学生を指名しておくので、担当の個所については、いろいろな質問に答えられるように、できるだけ予習してくることが求められる。わからなくても当然の部分もあるので、すべての質問に答えられる必要はないが、少なくとも、何がわからないかが自分ではっきりするところまで考えてくること。担当の学生以外は、授業中に指名されることはないが、レポートの内容に関係してくるので、各自、自分のペースに合わせて予習・復習をすること。
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補助テキスト |
1100 Words You Need to Know Murray Bromberg & Melvin Gordon (1993) Barron's |
これは、アメリカの高校生などを対象にした語彙力増強のための練習問題集である。単に単語を暗記していくのではなく、知らない単語の意味を前後の文脈から推察する力を伸ばすことに重点を置いており、その作業を通して学習することにより、それぞれの単語を適切な使い方と一緒に学ぶことができると思う。主に家庭学習用とするので、毎週4ページ(20語)進んでいってほしい。授業では、その 20語についての Review Test を行う。単語のレベルは少し高いが、教科書の問題のまま出題するので、予習ができていれば順調に正答できるはずだと思う。
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テストはお互いに答案を交換して答えあわせをしてもらう。答えあわせが終わったら、番号順に回収し、教師がチェックした上で後日返却する。
- 全員、色ペンを用意すること。
- 採点者は、必ず自分の番号と名前をその色ペンで記すこと。(採点者の記名のない答案は無効とするので、各自チェックすること)
- 採点者は慎重にチェックし、合計点も記入すること。(まちがった解答にマルがしてある場合には、採点者の方からも減点する)
- 答えに疑問がある場合には、その場で挙手して質問すること。
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学年末レポートについて |
くわしいことについては、決定しだい、このホームページに掲示するが、現在の予定は次の通りである。
- 可能ならば e-mail で提出してほしい。
- 夏休み前の指定した期日までに、レポートの「あらすじ」を書いたものを提出すること。特別な事情がない限り、これは日本語で書いてほしい。
- 夏休み後の指定した期日までに、それぞれが指定された1セクションを英語で書き上げて提出すること。
- 最終的なレポートの締め切りは12月とする。(1月の授業時に講評をするため。)
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授業の流れ |
この授業では、名簿順に着席してもらう。
- 毎授業のはじめに、補助テキストの指定個所から Review Test を行う。
- 主要テキストについて、担当の学生との質疑応答を交えながら、要点を解説していく。
- 次回の範囲、担当学生などの指定
随時、レポートに関する話もしていく。
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