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 「英語の構造」 
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. . . .... ......... この授業の目標と内容 ......... .... . . .
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カリキュラム内での
位置づけ
(「講義概要」より)
「英米語学の基礎」において運用力向上に有益な英語学の基礎知識を修得した学生が、さらに音声・音韻・語・文・意味構造(語彙意味論及び論理的意味)のうち、担当者の選択する分野の知識を基礎より専門的に修得し、英語学的思考法を学ぶと共に、それと運用能力向上との関係づけをさらに追求することを目標とする。
この授業の目標 この授業では、言語の構造を追究していくというのがどのような営みか、その一端を追体験してもらいたいと思っている。そのためには、ある程度深く対象を考察していく必要があるので、ここでは、議論の対象を英語の節の構造に限定する。まず、英語の節にはどのようなタイプがあるか、それぞれどのような性質を持っているか、一般の文法書に書いてあることを整理して概観した上で、これまでの英語学において、それらがどのようにとらえられてきたかを複数の観点から考察していきたい。
講義題目 節の構造と意味

主要テキスト
(授業でプリントを
配布する)
節についての一般的な文法記述:
1) Leech & Svartvik A Communicative Grammar of English, Longman, pp.211-215, 248-251, 294-297
2) COBUILD English Grammar, Collins, pp.314-340 (chapter 7)
節の構造について、基礎的な生成文法の考え方
3) Radford Transformational Grammar, Cambridge University Press pp.287-324
4) Perlmutter & Soames Syntactic Argumentation and the Structure of English, University of California Press, pp.61-72, 79-113
節の構造について、少し進んだ生成文法の考え方
5) Haegeman Introduction of Government and Binding Theory, Blackwell, pp.282-295
節の構造と意味解釈の関連について
6) 今井邦彦 & 中島平三 『現代の英文法5 文 II』 研究社, pp.123-130
7) 福地肇 『新英文法選書10 談話の構造』 大修館書店, pp.177-214 (第5章)
授業では、範囲を決めて担当の学生を指名しておくので、担当の個所については、いろいろな質問に答えられるように、できるだけ予習してくることが求められる。わからなくても当然の問題もあるので、すべての質問に答えられる必要はないが、少なくとも、何がわからないかが自分ではっきりするところまで考えてくること。担当の学生以外は、授業中に指名されることはないが、授業の最後にその日の内容に即した小テストがあるので、各自、自分のペースに合わせて予習をすること。自由課題として、少し手応えのある応用問題を宿題として出すこともある。
1999.6.9. に追加↓
 授業で解説したあとで、テキストの内容をレポートとしてまとめて提出してもらうことにする。全訳を求めているわけではないので、できるだけ要約して、ポイントが簡潔に述べられていることが望ましい。また、可能であるならば、e-mail で提出してもらうとありがたい。ただし、添付ファイルにするとうまく読めない場合があるので、本文にテキストとして書く(もしくはワープロ文書からコピーする)ようにしてほしい。締め切りなどは、その都度、授業とこのホームページで告知する。
補助テキスト ARCO: TOEFL Grammar Workbook, Phyllis L. Lim, Mary Kurtin, & Laurie Wellman, eds. (1998) MacMillan, USA
英語の構造を論じるには、当然のことながら、ある程度の英語全般の文法の知識が必要である。このテキストは、その点をチェックするためのものであり、1年で、この1冊を終える予定である。内容は特に授業で説明する必要はないと思うので、主に家庭学習用とし、授業の始めに確認の小テストのみを行うこととする。毎回、ページを指定しておくので、次の授業までに問題に答えられるようにしておくこと。
授業の流れ この授業では、授業中の提出物が多いので、名簿順に着席してもらう。
  • 毎授業のはじめに、補助テキストの指定個所から抜粋した小テストを行う。
  • 主要テキストについて、担当の学生との質疑応答を交えながら、要点を解説していく。
  • その日までの授業内容に基づいた小テストを行う。
  • 次回の範囲、担当学生などの指定
テストについて テストはお互いに答案を交換して答えあわせをしてもらう。答えあわせが終わったら、番号順に回収し、教師がチェックした上で後日返却する。
  • 全員、色ペンを用意すること。
  • 採点者は、必ず自分の番号と名前をその色ペンで記すこと。(採点者の記名のない答案は無効とするので、各自チェックすること)
  • 採点者は慎重にチェックし、合計点も記入すること。(まちがった解答にマルがしてある場合には、採点者の方からも減点する)
  • 答えに疑問がある場合には、その場で挙手して質問すること。
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